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  譬喩(ひゆ)      ポオル・ヴェルレエヌ

2010.06.05 Sat
  譬喩(ひゆ)      ポオル・ヴェルレエヌ


主は讃(ほ)むべき哉(かな)、無明(むみよう)の闇や、憎(にくみ)多き
今の世にありて、われを信徒となし給ひぬ。
願はくは吾に与へよ、力と沈勇とを。
いつまでも永く狗子(いぬ)のやうに従ひてむ。

生贄(いけにへ)の羊、その母のあと、従ひつつ、
何の苦もなくて、牧草を食(は)み、身に生(お)ひたる
羊毛のほかに、その刻(とき)来ぬれば、命をだに
惜まずして、主に奉る如くわれもなさむ。

また魚とならば、御子(みこ)の頭字象(かしらじかたど)りもし、
驢馬(ろば)ともなりては、主を乗せまつりし昔思ひ、
はた、わが肉より禳(はら)ひ給ひし豕(ゐのこ)を見いづ。

げに末(すゑ)つ世の反抗表裏の日にありては
人間よりも、畜生の身ぞ信深くて
心素直(すなほ)にも忍辱(にんにく)の道守るならむ。
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