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『美しい夏』 - チェーザレ・パヴェーゼ

2011.07.03 Sun
解説にはこう書いてある「都会の片隅で同じ宿命に落ちてゆくふたりの娘の会話を中心に、彼女らの孤独な内面を描き出していく。」
何も知らない娘ジーニアと、話の結末を知っている女アメーリアがグィードやロドリゲスといった男たちと恋愛することで傷つき、孤独のうちにお互いを分かり合うといった一種のレズビアン小説としても読める。パヴェーゼ自身は「レズビアンの娘たちの物語」と書簡のなかで述べていた。
読み進めると美しい夏を夢見る少女ジーニアと、その季節はすぎて別の生活をしているアメーリアは実はおなじ女だということに読者は気づく。そして最後にジーニアが画家のグィードとの恋愛の終わりを感じ、モデルとして描いてもらうことを通してしか彼に逢うことは出来ないと知ったとき、アメーリアのことを理解するに至る。
時代背景にはイタリアの暗い時代が反映されていて、非合法の仕事をしていると思われる青年や、ナチの集会に出かけるジーニアの兄などが登場する。論理じゃなく感性で感じることのできるなかなかよく出来た小説だと思いました。ちなみにこの小説はイタリアのストレーガ賞を受賞しました。
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